以前ここでも、内部で使われている performFileAction.mel を書き換えてインポート時に追加されたノードを選択状態にする方法を書きました。
(【Maya/MEL】インポート後に読み込んだノードを選択させる方法)
しかし、その方法はMayaのバージョンによってその内部のスクリプトの処理が変わる可能性もあり、
その場合そのまま古いバージョンのものを使うと処理が変わってしまったり、もしくはまた書き直す必要が出てきたりします。
そこで今回は昨年末に書いた「【Maya/Python】OpenMaya PythonAPI2.0 逆引きメモ」の番外編のようでもありますが、OpenMayaの MSceneMessage を使ってその処理を書いてみました。
(※MSceneMessageの自体の使い方はまた今度まとめて書く予定です。)
以下のコードをコピーして.pyファイルとして保存するか、ここからファイルをDLして、
MayaのPluginパスが通っているトコ( C:\Program Files\Autodesk\Mayaバージョン\bin\plug-ins など )に置いて下さい。
そして、Mayaの Plugin Manager 内に kkSelectImportedNodes.py ( もしくはご自身でつけたファイル名 ) が
表示されていると思うので、ロードをONにして下さい。
そうすると、選択( Select )メニューの一番下に
「インポートしたノードを選択状態にする (Select Imported Nodes)」
が表示されるようになります。
そのチェックボックスをONにしている間だけ、
ファイルのインポート時やリファレンスの追加時に各トップノードを選択状態になります。
※使用にされた際に不具合が出ても責任は取れませんので自己責任でお試し下さい。
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